遺産分割協議書の書き方

私は、遺言なく、相続人も、近くにいてかつ、争いのない状態でしたので、自分で作成しました。近くに相続人がいない状態なら、司法書士に、争いがあるなら、弁護士に頼むことも考えた方がいいと思います。 書き方はここ。 注意点は、

  1. 最後の部分に、実印の捺印、手書きのサインをすること。
  2. 印鑑証明(相続人分)をつけること。
  3. 分割の仕方を書くわけですが、できるだけ、移動する金額が少なくなる様に、組みました。
  4. 枚数が複数ある時は、片側を止めた状態で、折り曲げた前のページの裏と次のページの表の間で、実印で割印(相続人全員分並べて)

4については、法務局が厳しく、何度か作り直して、提出しました。相続人が近くにいないと大変だと思います。

参考までに文章だけ、書式はここを参考にしました。

遺産分割協議書

被相続人

相続 隆(平成○年○月○日 死亡)

最後の住所    東京都中央区3丁目4-7

最後の本籍    東京都中央区3丁目4-7

登記簿上の住所  東京都中央区3丁目4-7



上記被相続人の遺産について、次のとおり遺産分割協議を行った。

 

平成○年○月○日、東京都中央区3丁目4-7 相続 隆の死亡により開始した相続の共同相続人である

相続 一郎、 相続 花子 2名は、その相続財産について、次の通り分割を協議し、決定した。


 

1. 相続人 相続 一郎は、次の不動産を取得する

 

土地

 所 在  東京都中央区3丁目

 地 番  4番7号

 地 目  宅地

 地 積  140.29㎡

 

建物

 所 在    東京都中央区3丁目4番7号

 家屋番号   4番7号

 種 類    居宅

 構 造    鉄骨造ストレート葦

 床面積    1階 50.68㎡  2階 42.21㎡

 

 

2.相続人 相続 花子は下記の財産を取得する

 

東京銀行東京支店の被相続人名義の預金

普通預金 口座番号01234567 のすべて

 

3.相続人 相続 花子は、被相続人の債務全てを継承する

 

4.相続人 相続 花子は被相続人名義の次の負債を継承する

 

金銭消費賃貸借契約

  金500,000円

  債権者  ○○ファイナンス株式会社

 

 

(後日判明した財産)

5.本協議書に記載なき遺産及び後日判明した遺産は、相続人全員が

その財産について再度協議を行うこととする

 

 

 上記協議の成立を証するため、署名押印したこの協議書を2通作成し、各自1通保有する。

 

平成○○年○月○日


住所      東京都中央区日本橋1丁目1番1号

相続人      相続 一郎 (実印)


住所      東京都中央区日本橋5丁目5番2号
相続人      相続 花子   (実印)

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